1月14日蟹座で満月を迎えます。
のんびり過ごしたお正月気分から、そろそろ通常モードに戻った頃でしょうか。切り替えがスムーズにできている方もそうでない方も、ご自身のルーティンや働き方を見直す絶好のタイミング。今回の満月は自己調整がテーマです。
守るために戦う蟹座
月は蟹座で逆行中の火星と重なります。月は私たちの気分や感情を表します。そこに火星が重なることで、日常生活に気分の高まりや活気が出てきます。人によっては怒りや攻撃性として表れるかもしれません。また火星は逆行中ということを考えると、その怒りや攻撃性が自分に向いてしまう可能性も考えられます。自分を責めたり、イライラしたりするかもしれません。そんな時は落ち着いて、何はともあれ深呼吸です。
満月軸に対して調停しているのが、魚座の海王星です。怒りを感じたら、何はともあれ深呼吸で落ち着くよう努力します。またヨガや瞑想を取り入れることで、怒りの感情をリリースするだけでなく、心の平穏を保ちやすくなります。
蟹座のナチュラルハウスは4ハウス。その4ハウスのカスプであるICにチャートルーラーの天王星が乗っかります。ICは私たちの心の根っこ、安心や土台を表すポイントです。ICに天王星が重なることで、これまで自分が心の拠り所にしていたものが崩れ去ったり、安心だと思っていたものが実はそうじゃなかったという価値観の変化が起こったりすることがありそうです。
植物をイメージしてもらうとわかりやすいのですが、根っこが元気だとその植物は元気に成長します。しかし、水をあげすぎてしまったり、土の状態が悪くて根腐れしてしまったら、その植物は枯れてしまいます。地上で元気な花を咲かせることができるかどうかは、目には見えない根っこにかかっているのです。
私たち人間も同じように影響を受けます。ICに何かしらの変化が起これば、私たちの現実世界での行動やふるまいにも影響を及ぼします。今回の満月では天王星と月がセクスタイル。変化をポジティブに受け止め自ら積極的に働きかけることで、ライフスタイルを変えていくことができます。
6ハウスは自己調整
今回満月が起こる6ハウスは、「健康、労働、ルーティン」などを表すハウスです。ホロスコープ全体を見た時に、下に星が集まっていることからも、自分の内面に意識が向くタイミングです。
太陽の目的のために、どんな働き方や労働環境が自分に適しているかを見直してみましょう。また日々のパフォーマンスを上げるために、自分の健康を見直したり、良くない習慣や癖がある場合は改善していきましょう。
- 長らく固定化していた仕事へのスタンスの見直し
- 当たり前だと思っていたルールや常識の見直し
- これまで習慣的にやってきたルーティンの見直し
蟹座満月まとめ
太陽山羊座の社会の中で自分が果たす役割を全うするために、自己調整をする蟹座満月です。長年習慣化してきたものや当たり前だと思っていたものに疑問を感じ、積極的に自分のライフスタイルに変化を起こしていける時です。これまで心の拠り所にしていたものが覆されるのは、ある意味ショックですが、そこから気づきを得てポジティブに変化の波に乗っていける時です。
それではよい満月をお過ごしください。
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