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リアルに死を想像してみる
今から生き方を変えることは誰にでもできます。それはリアルに「死」を意識すること。死ぬことを強く意識することは、生きることに繋がっているからです。
“If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?” And whenever the answer has been “No” for too many days in a row, I know I need to change something.
「もし今日が人生最後の日だったら、今からやろうとしていることを本当にしたいだろうか?『No』という答えが何日も続くようなら、ちょっと生き方を見直せということです」
これはスタンフォード大学での有名すぎるスティーブ・ジョブズ氏のスピーチです。私は人生で迷った時、何か大きな決断をする時、毎回彼のスピーチに勇気をもらっています。
また彼は同じスピーチの中でこんなふうにも述べています。
Remembering that you are going to die is the best way I know to avoid the trap of thinking you have something to lose.
「いつか必ず死ぬ。そのことを思い出せば、何かを失ってしまうという思考に囚われることはない」
死を目の前にしたら、プライドも失敗する不安も意味をなさなくなる。だから、自分のハートに従えと述べています。
例)私の場合
- 明日死ぬと分かっていたら、私は今日何をするだろうか?(やっぱり海行くよね?)
- 何を食べるだろうか?(マ●ドのポテトで満足する?)
- 誰に会って、どんな話をするだろうか?(周りの人に日頃から感謝を伝えてる?)
- どんな気分で過ごしたいだろうか?(そんな些細なことでイライラしないよね)
- 本当にやり残したことはないだろうか?(やだっ!まだまだやりたいことだらけだわ……)
私の死生観
私だって人間だから、もちろん気分の浮き沈みはあります。けれど、死ぬまで漫然と生きるのではなく、毎日を「今日もやりきったー!」と思いながら生きたい。どうせなら、「いや〜今回の修行ではだいぶ魂レベルが上がりましたわ〜」なんて言いながらあちらの世界に還りたい。
それは、同じ波が二度と来ないことを知っているサーファーだから。過去や未来ではなく「今この瞬間」に生きることの大切さを肌で感じているから。きっとこの価値観は私がサーフィンをすることで得られたもの。
「死」は忌み嫌われるものではなく、「生きること」を強く意識することに繋がります。人生の価値は「どれだけ生きたか?」ではなく、「どんなふうに生きたか?」だと思いませんか?
- バケットリスト(死ぬまでにやりたいことリスト)を書いてもるのも良し。
- 実際に余命宣告された気持ちになって、感謝の手紙を書いてみるのも良し。
もし今、生きてる実感が足りてないのなら、一度死をリアルに想像してみてはいかがでしょうか。
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