妊活つらい…ストレスから解放されて自然妊娠した話 | Aoshima Witch

妊活つらい…ストレスから解放されて自然妊娠した話

雑記

結婚の次は妊活。プレッシャーは続くよどこまでも

2022年4月、結婚式が終わった私は妊活を始めようと病院へ行った。この時、すでに34歳。高齢出産と呼ばれる年齢になることに焦りがあった。もともと生理不順で基礎体温をつけてもガタガタで、いつ排卵しているのかサッパリわからず。これはもう病院に頼るしかないと思っていた。

病院で一通りの検査を受けたが異常なし。(子宮頸がん検査に引っかかったけれど、今すぐ治療が必要なわけではなく経過観察ということに。)旦那にも検査を受けてもらったけど異常なし。

もちろん痛いことで有名な卵管造影検査も受けました。

子宮卵管造影検査は、不妊治療において必須検査項目としてあげられるレントゲンを使った子宮と卵管の検査である。 これは、子宮と卵管の通り具合を検査するための造影剤を使った特別なレントゲン撮影である。 子宮口からカテーテルを入れ、子宮頸管を通って子宮まで差し込み、バルーンを膨らませて固定する。ウィキペディア

私は左の卵管が詰まっていたようで、噂通りの激痛でした。顔面蒼白、血圧下がりまくりでしばらくベッドから立ち上がれずに休ませてもらった記憶があります。けれど痛い思いをした甲斐あって卵管の詰まりも取れ、ここから半年は妊娠しやすいと言われるゴールデン期間。二人とも検査に異常がなかったので、私たちはとりあえずタイミング法から始めることにしました。

  • 生理3日目に病院へ行きホルモンの薬をもらう。
  • 排卵日あたりに病院へ行き卵胞の育ち具合をチェック。
  • 育っていれば指示通りにタイミングを取る。

基本的にはこの繰り返し。

当時の私は病院で確認してもらった上でタイミングを取ってるんだから、すぐに妊娠するだろうと思っていました。 基礎体温を測っては高温期が続くことをハラハラしながら祈りったり、妊娠記録アプリをダウンロードしてみたり(気が早すぎるw) いろんな人の妊活記録を読み漁ったり……けれど、毎回期待しては生理が来て落ち込むパターンの繰り返しでした。

また不妊治療に保険が効くようになって以来、クリニックは満員御礼。当時は混雑を避けるために朝一で仕事前に病院へ通っていましたが、それでも待たされてストレスを感じていました。

タイミング法で半年通ったけど、全部ダメ。ステップアップするか迷いましたが、私は妊活をやめることにしました。ありがたいことに旦那は「妊娠・出産は女性の負担が大きいから、私がやめたいならやめよう」と理解してくれました。

私がこの半年で学んだことは「妊娠・出産って本当に奇跡なんだ」ということでした。

妊活を手放すに至った経緯

私自身、結婚したら子供を産み育てるものという固定観念がありました。そして両親からの「孫の顔がみたいプレッシャー」もありました。

結局私は親の期待に応える良い子でありたかったんですよね。なんだかんだ自分の好き勝手に生きてきた自覚はあったけれど、やっぱりまだ捨て切れていなかったんだ……。期待に応えようとこれまで健気に頑張ってきた自分に気付いた時、私は涙が溢れてきました。

そして、親の期待に応えることからも、結婚したら子を産み育てるという自分自身の固定観念からも解放されることを自分に許可しました。

妊娠は奇跡ということを痛感

通院していた半年で感じたことは、妊娠というものはどうやら料理みたいにアレとコレを足したら完成!みたいな単純な話ではないらしい。

そもそも妊娠って人間の人智を超えた奇跡なんだがら。奇跡って「常識では起こると考えられない不思議なこと」っていう意味のはず。だったら、もう妊活しようがしまいが関係ないよね?妊娠する時はするし、しなかったら夫婦二人で楽しく暮らしていこうと心底思えたことが一番大きかったと思います。

自分の中でもう限界までやり切った

通院にかける時間と労力をもっと他のことに使いたいと思ったから。 私がかけた労力やお金は体外受精にトライしている人の比ではなかったと思うけど、当時の私にとってはやっぱりストレスでした。 なんで私の貴重な時間を病院通いに使わないといけないの?という怒りと悲しみが湧いてきて、妊活のモチベーションに対する糸が切れました。

頼みの綱は占星術

占星術的に「家族や子供」が強調されたチャートではなかったから。 私も旦那も南半球に天体が集まっており、4室や5室には何も天体がありません。何も天体がないから子供を持たないというわけではもちろんありません。天体が入っていないハウスは平均的に働くと言われています。

とは言え、5室太陽の人なんかは、やはり子育てを通して学ぶことがある人だと思います。私はそういうチャートではないから、今世では子を持たない設定で生まれてきたのかな?と自然と思えたことで、妊活を手放すことができました。

まさかの子宮頸部悪化、手術

その後、子宮頸部の経過観察で婦人科には定期的に通っていましたが、ついに悪化。手術することになります。

それが2023年10月。病名は子宮頸部高度異形成。これ以上進行が進めばガンになってしまう病気でした。経過観察で定期的に病院に通っていたおかげで早期発見ができ、大事には至りませんでした。(女性の皆さん、子宮頸がん検診は受けましょうね)

手術は異形成の細胞をレーザーで焼くというもの。1泊2日の入院で部分麻酔、簡単な手術だと言われていましたが、人生で初めて入院&手術をすることになった私にとっては十分恐ろしい体験でした……。

この時、たった15分くらいで終わる簡単な手術でこんなにビビってしまう私に出産なんか絶対無理だわ。私のクリエイティビティは子供を生み出すことではなく、仕事を生み出すことに使おうと密かに決意したのでした。

術後の経過も順調で、2024年2月で治療は終了。

そして、4月に妊娠が発覚しました…自然妊娠でした。

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