10月15日天秤座で新月を迎えます。日本では見られませんが、金環日食です。日食は新月のスペシャルバージョン!
蝕の季節、到来
10月15日が日食、その後10月29日が月食と続きます。この1ヶ月は「蝕の季節」と呼ばれ、半年に一度のペースで起こるのですが、普段の新月・満月よりも物事が急激に変化したり、運命が反転するなんて言われたりもしています。
今回の新月は、冥王星と90度、天王星・海王星と150度とすべてのトランスサタニアンと角度をとっています。私たち一人一人の変容が、集合無意識や時代の変化を作っていく。そんな「目覚め」を感じさせるような新月です。
自己価値を見直す
今回新月が起こるのは、天秤座。天秤座といえばパートナーシップを表すサインです。天秤座のパートナーは恋愛や結婚だけでなくビジネスパートナーなどあなたが協力関係を結ぶ相手のことを言います。またその人間関係によってもたらされる豊かさを表しています。
パートナーと聞くと、自分ではなく相手のことを真っ先に思い浮かますが「パートナーは自分を映す鏡」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。そう、豊かな人間関係を築くためには、まずは自分の価値=自己価値を見つめ直す。それが今回の新月のテーマです。
天秤座のルーラー(支配星)は金星。そして新月が起こる2ハウスは牡牛座のナチュラルハウスで、牡牛座のルーラーも同じく金星。金星には「お金や恋愛」といった意味がありますが、その根源にあるものが「自己価値」だと私は思っています。
また、新月が起こる2ハウスも「お金・豊かさ・所有」を表すハウス。
とことん、お金と人間関係にフォーカスが当たる新月です。そのお金ですが、実は自己価値が受け取る豊かさ(お金)を決めています。あなたは自分の価値をきちんと認めていますか?
自己価値とは
自己価値とは、自分を価値ある存在だと認めること。
自己価値の高さには「豊かさ・お金」が比例します。なぜなら、私たちは自分が思う自己価値以上の豊かさは受け取れないから。自分の器以上の価値を受け取ると苦しくなります。
この「自己価値=豊かさ」ということを知らずに、条件の良い会社に転職したり、寝る間を惜しんで働いたりしてみても、空回りして苦しくなるだけ。これは私が体験済み。
以前、私は好条件のホワイト企業に転職をしました。けれど、なかなか売り上げを作ることができず、会社に貢献できていないと感じて苦しくな、り1年半で退職しました。
ダメな自分をさらけ出す勇気
この時私は「売り上げを作れない私はダメだ。給料ドロボーだ」と自分を責めていました。けれど、
「社長、どうしましょう〜。売り上げが全然つくれませんー」
「そもそも新規事業って、何したらいいですかー?」
「一緒に考えてもらえませんかー?』
こんなふうに「売り上げが作れない=ダメだと思ってる自分」をさらけ出して相談していたら、もっと違った未来があったと思います。
自分の弱みや苦手なこと、ダメだと思っていることを誰かに見せるのは勇気が必要です。けれど、
- こんな自分でも受け入れてもらえるんだ
- こんな自分でも価値があるんだ
- ダメな自分でも愛されるんだ
という体験は、一番自己価値が上がるものだと思います。
本当はダメなんかじゃないし、あなたはそのままで素晴らしい価値がある。
ただそれを自分が認めていないだけ。
売り上げが作れても、作れなくても、あなたには価値がある
太ってようが、痩せてようが、フラれようが、残金100円だろうが、あなたには価値がある。
自分の価値は自分で決める。
そこに他人の評価を入れる必要は本来ないのです。自分で自分の価値を認めることを許可するだけ。
まずは、自分には価値がないと思い込んでしまっていることに気づいてください。
豊かさの土台になる自己価値
ありのままの自分を受け入れる。「私には価値がある」そう思えることが、幸せへの第一歩。
そのマインドで他者と関わることが、豊かさへ繋がります。
良い新月をお過ごしください。
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