ベッドに入ってもなかなか寝付けない。眠りたいのに、思考がごちゃごちゃうるさい!次から次に考えごとをしてしまう……「眠れない」ってかなりストレスですよね。
そんな眠れない夜におすすめな思考を整理する瞑想法をお届けします。寝不足で頭痛、不機嫌マックスな日々におさらばを。私はこの方法で解消できましたよ。
ストレスまみれな現代社会
私たちはストレスのせいで自律神経のコントロールが乱れていきます。タスクが溜まっていたり、心配事(というほど大げさでなくても)気になることがたくさんあったり、あれもこれもぐるぐる考えちゃう。特に春は環境の変化があったり、対人関係のストレス、女性はホルモンバランスも関係するので、整えるのはなかなか難しいですよね。
自律神経は交感神経と副交感神経の2つに分けられます。交感神経は活動的に、副交感神経は安静的に働き、お互いに反対の作用を持ちます。身体のあらゆる部分の機能を調節しています。強いストレスがかかり続ける状況では交感神経が強まる事でこのバランスが崩れ、これが体の不調となって現れます。例えば就寝時にも交感神経が働いて体や脳が活動的であれば、うまく寝付けずに睡眠障害として現れます。
ぐるぐる思考を終わらせる瞑想法
1 まずはリラックス
あぐらをかいて背筋を伸ばす。ヨガマットやクッションをお尻に敷いてもOK! アロマやキャンドルを焚くとリラックス効果が上がりモアベター。最初に5回大きく深呼吸をしましょう。すべての息を吐ききってから、ゆっくりと息を吸い込む。徐々に普通の呼吸に戻していき、しばらく呼吸を観察してみます。
2 思考に気づこう
人は無意識のうちに思考を繰り返します。
2005年アメリカ国立科学財団が発表した記事では、人間は1日に1万2千〜6万回思考し、その8割はネガティブなものだと言われています。そして、その思考の95パーセントが、前日と同じ内容を繰り返します。
思考が浮かんできたら、まずは気づく練習をしましょう。思考と同化するのではなく、思考と自分を切り離す意識を持ちます。「あ、今私は〇〇を考えているな」と観察している自分がもうひとりいるイメージで。
3 自問自答してみる
それは今私が考えなければいけないことだろうか?考えたところで結果は変わるだろうか?もしかして考えても仕方ないことじゃない!?
そうなんです、だいたいしょうもないことを考えてます(実体験)しかもネガティブ!
例)私の場合
- 妊活中で高温期が続いてるけど妊娠してるかしら?(そんなもん、生理予定日来るまでわからんがな)
- 結婚式のカラードレスどうしよう?(試着行ってから悩め)
- 来週から〇〇のプロジェクトが動き出すな(動きだしてから考えろ)
- やばっっ洗濯物溜まってるわー(明日洗濯しよう?)
- あーサイト制作止まってるわ(リスケ!できることを一つずつやれば大丈夫)
はい。だいたいこんな感じで、今考えても仕方ないことばかりを考えています。次から次に永遠と。これってかなりエネルギーの無駄遣い。
4 手放そう
「今考えても仕方ない」という結論に至ったら、それ以上考えることを辞めることができます。
「今考えても仕方ない」という結論に至ったら、それ以上考えることを辞めることができます。
あれこれ考えても仕方ないから、ことが起きてから考えよ。大丈夫。すべてはうまくいっているし、起こることはベストタイミング。
マインドフルネスで快眠を
私は瞑想を寝る前のルーチンにしています。お風呂上がりにストレッチして、そのまま瞑想。
- リラックスする
- 思考に気づく
- 手放す
自分の思考に気づいて、思考を止めるだけ。シンプルだけど、かなり有効です。それくらい人間って無意識のうちに、あれこもこれも考えて勝手にネガティブになってしまうんですね。けれど、そんなことにエネルギーを使うなんてもったいない。ぐっすり眠って、本当にやりたいことにエネルギーを使いましょ!
コメント